コトホギ illustration

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2016年12月23日金曜日

親バカ

娘が生まれて1年以上経ちました。
今では自分の足で立って歩き回るし、
ああしたいこうしたいという主張を、
言葉にならないながらも訴えてきます。

ここまで一緒に過ごしてきて「親バカの気持ち」が分かりました。
多分。
ヒトと話す時、相手から話を振られるまでは
こちらから積極的に子どもの話をするのは
やめておこうという心がけはあります。
そういう話に興味のない方や、苦手な方もいるでしょうから。
でも、相手の方から
「自分の子どもはやっぱりかわいいですか?」と聞かれれば
「かわいいです!」と即答する程度には親バカです。
それを世間が親バカと言うのならば。

これまで、自分の子どもが特別にかわいいと思うのは
親の色眼鏡とかそんな感じで見てしまうんだろうなぁと思ってました。
でも多分そうじゃなくて、本当に自分の子は特別でかわいいんです。
というか、自分たち家族にだけ、
本当にかわいいところを見せてくれるんですね。
自分たちの前では、
上機嫌でよくわからないことをお話ししたり、
目が合っただけで満面の笑みを浮かべたり、
突然足に抱きついてきたり、
なんてかわいいんだろう!というところを見せてくれるのに、
人様の前に出ると
恥ずかしくて顔を伏せたり、
訝しげな目でじっと見つめたり、
ひどい時は目が合っただけで泣き出したり。
そんな時、家での様子を隠し撮りして
「普段はこんなにかわいいんです!」と
見せたくなります。
そんな反面、「他の人には見せないなんてかわいいやつ!」
とも思ったり。

そんなことがわかったので、他の子どもに会って
人見知りされた時なんかにも、
「お家ではものすごくかわいく笑ったりするんだろうな」
と思うようになりました。

そして「うちの子やっぱりかわいいなぁ」と今日も思うのです。